スタッフみんなで予防薬の院内勉強会を実施しました。
毎年利用しているお薬について、必要な情報のアップデートを続けています。
フィラリア・ノミ・マダニの予防薬はオールインワンのお薬がすっかり主流になりました。
たまに飲めない子がいますが、投薬、効果ともに簡単で間違いないのかな、という感覚は変わらないです。
ちょっと気になっているのは、
やっぱり気温の変化です。
今日の講義に東京のデータの紹介があったので、
横浜はどうなんだろう?と思い、
試しに気温を気象庁の日最高平均気温のデーターを元に並べてみました。
やっぱり上がっているんです。
ノミの活動は気温13℃
フィラリアは気温15.6℃
が、活動の目安になる温度と報告されていますので、
始める時期は少し早める方が良さそうと読み取れます。
フィラリアは蚊が活動を始めた翌月から始め、活動をやめた翌月まで投与しますので、
終わりは12月まで変わりなしで良さそうです。
いぬ、ねこ、たぬき、ハクビシン、リスなど色々な動物が虫を運んできますので、
ノミ・マダニたちは、いつものお散歩コースのその辺の草むらのどこにでもいるものです。
集合住宅でエレベーターやエントランスなどを行き来する場合は、
みんなでノミ・マダニ予防しておくとお互いの余計な心配もなくなりますね。
気温が高いので予防薬を始めるタイミングは、そろそろ前倒する方がいいかもしれません。
もう少ししたらまたご案内しますね。