先日、動物愛護フェスタのお手伝いに行き、そこでワンちゃんの飼い主さんからいただいた質問でした。
答えは、やめさせられますが、勝手にやめることはないでしょう。です。
最近のブログのタイトルは、飼い主さんからいただいた質問や、会話の中から、
気になったものを取り上げるようにしています。
これは、二つ前のタイトル、甘噛みをやめさせられますか?というのにちょっと似ています。
「家具をかじったらいけない、というのは幼い時期に教えていますか?」
「特にしていません」
「どういう時にやるんですか?」
「気づくとやっています」
「行為を見つけたらどうしてますか?」
「やめて〜!って言っています」
簡単に表現するとこんな感じでした。
きっと気をつけないといけないことはいくつもあるんですが、
家族が今まで意識していないポイントを二つお話ししました。
順番に見ていきます。
1、家具の足はかじってはいけない、とは理解していない
ピアノの足や椅子の足など、木製の足が多いそうですが、木はかじるものなのかな?とか食べなければ遊んでいるのかな?など
それほど危険はないだろうと思われたのか?ある程度しかやめさせることはしていないようでした。
もうちょっとしつこく教えて(やめさせる)いないとダメだったのかもしれません。
2、家具の足をかじると家族が騒いでくれる、と理解しているかもしれない
家具の足をかじった時に、中途半端にだめ!と騒いでしまうのを遊んでくれた!と理解してしまっているか、
ここをかじるとみんなの注目が引ける!と理解してしまっているか、
「気づくとやっている」=「気づいてもらう」=「遊んでくれる」に繋がってしまっているか、
など、プラスの反応になってしまっている可能性もありますよ。
言葉だけだと簡単にしか書けないのですが、
家具の足をかじって欲しくない、とは理解していない可能性があるので、メッセージを送り続ける必要がある、
かじると家族が気づいてくれる、行為になっている場合は、
かじっているのに家族が気づいても、騒ぎ立てず、犬が盛り上がらないように冷静に対処する、
という工夫が必要で、かじる行為が楽しい行為にならない工夫をし続けてください、
というお話をしました。
幼い頃の方が訓練が楽ですので、
1歳未満の時に、しつけ教室など、家族も一緒に訓練の方法を学ぶことを是非やっていただきたいです。
みんなで頑張りましょう!